【健康長寿のために自分でできる足のお手入れガイド】にし予防整体院の院長がフットケア方法ついて徹底解説
こんにちは。にし予防整体院で筋膜整体士をしている西口幹大です。
私は医療機関で10年間理学療法士として患者様のリハビリをする中で足や爪の変形(巻き爪、外反母趾、内反小趾、外反扁平足)でお困りの方がいました。
足や爪の変形している方の多くは身体バランスを崩し、つまずきや転倒による骨折が多い傾向があります。
変形してからは手遅れの場合もあるので、できるだけ若い時から自分で足のケアをすることで将来の病気やケガを防ぐことができます。
今回は、フットケアの方法について解説をしていきます。誰でもすぐに実践できる内容になっていますので、是非日常生活に取り入れみてください。
今回の記事 (引用:東都大学 山下和彦先生 作成資料)
こんな方にオススメの記事です
- 爪の正しい切り方を知らない方
- 親指や小指が内側に入っている方
- 足の指にタコや魚の目がある方
- 深爪でお悩みの方
- 生涯歩き続けたい方
目次
なぜフットケアが必要?
人間は2足歩行をする動物。トイレに行ったり、旅行をしたり、スポーツをする全ての動きで足を使います。
足は唯一床と接しており、足裏からの感覚をもとに身体のバランスを保ったり、歩いたりすることを可能にしています。
先ほどお伝えした足のトラブル(外反母趾、外反扁平足、内反小趾、巻き爪など)がある場合、バランスがとりずらくなったり、転んだり、歩けなくことに繋がります。
歩けなくなると身体全体の機能が衰えるため生命維持にも大きな影響を与えます。
それだけでなく足は生活習慣病や生活機能低下の予防にも必要不可欠です。
フットケアとは
フットケアとは、足指・爪・かかとなどに施す「足」の様々なケアのことです。
具体的には、乾燥によるかかとのざらつきや、足裏のタコや魚の目、足の皮膚にくい込む爪、むくみなど、足トラブルや悩みを改善するケア方法などがあります。
今回お伝えするフットケアは自宅で行える簡単なケア方法になります。特に足の爪に着目して解説をしていきます。
足の爪の機能
①外部からの衝撃から指を守る
②力を支える
③センサ機能(触覚)を高める
理想的な爪の形と長さ
・爪は指と同じくらいの長さ
・爪の白い部分は少し残す程度です
・爪の先端が四角い形になっているのが理想的です
・仕上げにやすり爪の角を調整
注意点:爪の角を無くしてしまう、短く切りすぎてしまうと、その部分から爪が巻きやすくなります。
正しい爪切り方法
・刃は爪と平行に当てる
・爪切りの下の刃で指先に押し当てる
・爪は一度に切らず5回くらいに細かくわけて真っ直ぐ切る
注意点:一度に切ると爪が割れる可能性があります。
爪切りの選び方
刃が丸く丸くなっている爪切りではなく、刃が真っ直ぐな爪切りを使いましょう
足と足爪の洗い方・拭き方
・両足で計5分ほど行う
・足の甲、足のまわり、指の付け根、指先、指まわり
・爪の根元、爪先、爪のまわり、爪の横
・洗い方:一方向だけでなく多方向に行う。指紋に沿って、逆らって洗うと汚れがとれやすい
・最後はタオルで水気をとる
入浴時は足を観察しフットケアする絶好のチャンスです!
足と足爪のスキンケア
・保湿クリームを使用
・皮膚だけでなく爪も乾燥するためしっかりと保湿する
・爪まわりはくるくる、指も真っ直ぐのばしながら行う
・ふくろはぎ〜足のマッサージも合わせて行うのがオススメ
当院では、Elem cosmeticsのボディケアクリームを施術に取り入れています。
施術以外にもお客様がご自宅で簡単にできるケア方法をお伝えしています。
クリームの素材は全て植物性のため安全性が高く、アロマやハーブの成分も配合されています。
足のむくみ、冷え、皮膚(爪)の乾燥でお悩みの方におすすめのクリームです。
病気やケガを予防するためにフットケアの習慣を身につけていきましょう。
まとめ
- 足や足趾の変形は、生活習慣病や生活機能の低下を招く
- 足の爪の機能は、外部の衝撃から足を守る、力を支える、センサー機能である。
- 爪切りは真っ直ぐなものを使用しましょう
- 理想的な爪の長さと形を意識しましょう。
- 毎日入浴時に足の状態を確認しケアする習慣を
- 特に冬の時期は足の爪の保湿を行う
今回はフットケアについて解説をしました。
フットケアをして病気とケガの予防をしていきましょう!
フットケアをしていない方、ケア方法を間違えていた方、是非実践してみてください!
その他、予防に関する記事も投稿していますので気になる方はご覧になってください。
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