【腰痛とはおさらば!!!】腰痛に効果的な運動方法について ピラティスインストラクターと理学療法士の資格をもつ院長が解説

2023年7月21日

こんにちは。にし予防整体院で院長をしている西口幹大です。

今回は、腰痛に一番効果的な運動について解説をします。

世の中には、筋トレ、ヨガ、有酸素運動、スポーツなど様々な運動が存在します。

その中でも腰痛に効果的な運動と言われているのが「ピラティス」

今回は、腰痛でお困りの方にピラティスをオススメする理由について解説をしていきます。

こんな方にオススメの記事です

  • 長年の腰痛でお困りの方
  • ギックリ腰を何度も繰り返している方
  • 根本的に腰痛を改善し、腰痛のない人生を手に入れたい方
  • 猫背、反り腰、巻き肩などの姿勢のゆがみでお悩みの肩
  • 何をしても腰痛が改善しない方

ピラテティスとは何か知りたい方はこちらの記事をご覧ください。


目次

そもそもの腰痛の原因とは?

腰痛の原因は様々です。

筋肉や靭帯の損傷、背骨と背骨の間にある椎間板の損傷、背骨の変形、組織の炎症などが挙げられます。

これらが起きる原因は何か?それは「姿勢」が大きく影響していると考えられます。

姿勢がゆがんだ結果、腰に何かしらの負担がかかることによって腰痛が発生します。

反り腰や猫背の人に腰痛が多いのは姿勢に問題があるからです。これらの歪んだ姿勢を整えることが腰痛改善の第一歩と言えます。

腰痛とインナーマッスルの関係

腰痛でお悩みの方の大半は、インナーマッスルが弱いことが多いです。

インナーマッスルとは、身体の中心部や深層に位置する筋肉群のことを指します。

これらの筋肉は通常、外側の筋肉(アウターマッスル)よりも小さく、隠れた位置にありますが、体の安定性や姿勢の維持に重要な役割を果たします。

インナーマッスルが弱いと腰が痛くなる主な理由は、体の安定性や姿勢のサポートが不十分になることにより、腰に負担がかかるためです。具体的なメカニズムを以下に説明します。

  1. 安定性の低下: インナーマッスルは、体の中心部に位置しており、体幹の安定性を維持する役割を果たします。インナーマッスルが弱くなると、体幹の安定性が低下し、腰を支える能力が弱まります。その結果、腰に余分な負担がかかり、腰痛が引き起こされる可能性が高まります。
  2. 脊椎の不安定性: インナーマッスルが弱いと、脊椎の周囲の筋肉が不適切に働くことがあります。例えば、背骨を支える力が弱くなると、脊椎の安定性が低下し、脊椎の不安定性が生じる可能性があります。不安定な脊椎は、腰に追加のストレスをかけ、腰痛の原因となります。
  3. 姿勢の悪化: インナーマッスルが弱いと、正しい姿勢を維持することが難しくなります。姿勢の乱れは脊椎に不適切な圧力をかけ、腰に負担をかけることがあります。特に、デスクワークや長時間の座り仕事を行う場合、姿勢の悪化が腰痛を引き起こす要因となることがあります。
  4. 運動制御の低下: インナーマッスルの弱さは、運動制御の低下にも繋がります。例えば、腰の安定性を維持することが難しくなるため、日常的な動作や運動時に腰に無理な負担をかけてしまうことがあります。

これらの要因によって、インナーマッスルの弱さは腰痛のリスクを高めることがあります。


インナーマッスルを鍛えるにはピラティスがおすすめ

ピラティスは、腰痛の予防や改善に効果的な運動方法として一般的に認識されています。

このような科学的データがあります。

  1. 2014年の研究では、ピラティスのトレーニングが慢性腰痛を抱える女性に対して痛みの軽減と機能改善をもたらす可能性があることが示されました(Ferreira et al., 2014)。
  2. 2016年のシステマティックレビューでは、ピラティスが腰痛に対して有益な効果を持つ可能性があることが報告されました。研究では、ピラティスが腰痛の症状を軽減し、機能改善に寄与することが示されました(Wells et al., 2016)。
  3. 2017年の研究では、ピラティスが慢性腰痛を抱える患者に対して痛みの軽減と生活の質の向上をもたらす可能性があることが報告されました(Stevens et al., 2017)。

参考文献
Ferreira PH, et al. (2014). Pilates for low back pain: a systematic review. Phys Ther, 94(10), 1431–1442.
Wells C, et al. (2016). The effectiveness of Pilates exercise in people with chronic low back pain: a systematic review. PLoS One, 11(2), e01501
Stevens VK, et al. (2017). Efficacy of Pilates-based exercises on pain and disability in individuals with persistent nonspecific low back pain: a systematic review with meta-analysis. J Orthop Sports Phys Ther, 47(10), 1–18.

これらの研究は、ピラティスが腰痛に対して有益な効果を持つ可能性を示しています。

ピラティスは、インナーマッスルの強化だけでなく、姿勢の改善、柔軟性の向上など、腰痛のメカニズムに関連する要素を改善することが期待されます。

まとめると、、、

慢性腰痛に対してピラティスは効果がある

ということです。ただし、個別の症状や個人の状態によっては、ピラティスだけでは難しい場合があります。

当院では、腰痛の方に対して整体とピラティスで症状改善と再発予防に努めています。腰痛でお困りの方は一度ご相談ください。


まとめ

  • 腰痛の人はインナーマッスルを鍛えるのがオススメ
  • ピラティスは、インナーマッスルを鍛えることができる運動方法
  • ピラティスは、姿勢改善、柔軟性改善もできるエクササイズ
  • 個別の状態や症状によってピラティスだけでは難しい場合がある

当院でもピラティスレッスンを行っています。興味のある方は、にし予防整体院のホームページをチェックしてみてください。

今後もピラティスについて発信していきますので良ければ参考にしてみてください。


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院長 西口幹大

にし予防整体院
筋膜リリースとピラティスの専門店

岐阜県美濃加茂市中富町3丁目2-22
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