【ピラティスはどんな呼吸をするの?】ピラティスの呼吸方法の原則について、インストラクターと理学療法士の資格をもつ院長が解説
こんにちは。にし予防整体院で院長をしている西口幹大です。今回はピラティスの呼吸方法についてお伝えします。
前回のコントロロジーでもお伝えしたブレス(breath)やリラクゼーション(relaxation)を達成するには正しい呼吸方法が必要です。
ピラティスについて学びを深めたい方、現在ピラティスを実践している方、よりピラティスの効果を高めていきたい方は参考にしてみてください。
こんな方にオススメの記事です
- ピラティスに興味のある方
- ピラティスとヨガどちらにしようか迷っている方
- 猫背やO脚などの姿勢のゆがみでお悩みの方
- 肩こり、腰痛などの不調でお悩みの方
- 引き締まった体を手に入れたい方
- インナーマッスルを鍛えたい方
- 整体で楽になっても症状がすぐに戻ってしまう方
- など
ピラテティスとは何か知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
目次
そもそも呼吸って何?
生物が酸素を取り入れ、二酸化炭素を排出するための身体の機能です。酸素は私たちの体にとって非常に重要な物質であり、私たちが生きていくために必要不可欠です。
呼吸は自動的なものであり、私たちの意識に関係なく継続的に行われます。
呼吸は私たちの生命活動にとって極めて重要な働きを果たしており、私たちが生きるために必要不可欠なのです。
ピラティスの呼吸方法
ピラティスの呼吸には2つの理論があります。
伸展理論と屈曲理論
■伸展理論
背骨を伸ばす際に背骨を支えるために息を吸い込むもの
■屈曲理論
逆に背骨を曲げる際に、深層部の腹筋群を働かせるために息を吐く理論
必ずしも屈曲伸展理論どおりに呼吸しなけらばいけないということではありません。ピラティスの指導者によって呼吸方法は異なります。
当院では、屈曲伸展理論に基づいた呼吸を意識し、その都度お客様に合わせた呼吸方法を選択していきます。
呼吸が大切な理由
- 吸気が鼻腔を通ることで空気が洗浄され、体がその吸気を使用する時までに空気の温度が上昇する
- 「ハ」という口から息を吐くことで腹筋の深いところを刺激し、首と口をリラックスさせることができる
レッスン中に呼吸で意識すること
- 息を吸う時間と吐く時間は常に同じ長さ
- 体を動かしている時は呼吸を止めないようにしましょう
- 息を吸う時は背中に押し込むようにし、胸郭(胸周り)を左右に広げるように意識しましょう。
- 息を吐く時は、胸郭(胸周り)を元の位置に戻すようにし、腹筋の深いところを意識しながら、おへそを背骨へ近づけるようにします。
はじめは上手く呼吸できなくても大丈夫!反復してレッスンすることで出来るようになります。
まとめ
- ピラティスの呼吸方法は、屈曲伸展理論が基本
- お客様の状態やエクササイズによって呼吸方法は選択される
- 呼吸方法は、鼻から息を吸って、「ハ」といい口から息を吐く
- レッスン中は呼吸を止めないことが大切
当院でもピラティスレッスンを行っています。興味のある方は、にし予防整体院のホームページをチェックしてみてください。
今後もピラティスについて発信していきますので良ければ参考にしてみてください。
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