【頭痛でお悩みの方必見!】頭痛の原因、対処法についてにし予防整体院の院長が徹底解説
こんにちは。にし予防整体院で院長をしている西口幹大です。
今回は「頭痛」について解説をしていきます。
こんな方にオススメの記事です
- 長年頭痛で悩まされている方
- 常に頭痛薬を持ち歩いている方
- 頭痛と他の症状で悩んでる方
- 頭痛になったときの対処方法を知りたい方
是非、参考にしてみてください。
目次
頭痛とは?
頭部や首の筋肉のこわばりや血液循環の問題、神経の過敏などによって引き起こされる痛みの状態です。
頭痛の種類と原因
- 緊張型頭痛
- 片頭痛
- 群発性頭痛
- 慢性頭痛
1.緊張型頭痛
特徴
- 頭の両側に圧迫感や締め付けられるような痛み
- 頭皮や首の筋肉が緊張している状態が多く、長時間続き、日常生活に影響を与えることがある。
- 頭痛に伴う光や音に対する過敏症や吐き気、集中力の低下などの症状も現れることがあります。
原因(緊張型頭痛の原因はまだ完全には解明されていません)
・筋肉の緊張
長時間のストレスや不良な姿勢によって、頭や首の周囲の筋肉が緊張し、血液循環が悪くなること
・心理的要因
ストレスや不安、抑うつなどの心理的な要因
・生活習慣
睡眠不足、不規則な食事、過度のカフェイン摂取、身体的な活動不足など、生活習慣の乱れ
2.片頭痛
特徴
- 頭の片側を中心にドクンドクンと脈を打つような強い痛み
- 頭痛より前に、キラキラした光、ギザギザの光などが見える(視覚性前兆)
- 視覚性前兆のない場合もある
- 激しい頭痛、頭の圧迫感、はき気、嘔吐、光や音に対して敏感になる
原因
・血管の拡張
一時的に脳の血管が広がることで、血管の周りの組織(神経)が圧迫され、痛みが生じます。
・神経の異常活動
片頭痛は、神経の異常な活動が関与していることがあります。具体的には、脳内の神経伝達物質であるセロトニン・ノルアドレナリン(自律神経系)のバランスが変化することで、片頭痛の症状が引き起こされます。
・遺伝的要因
片頭痛は遺伝的な要素も関与していると考えられています。片頭痛を経験する人々の家族にも片頭痛の人がいる場合、自分自身も片頭痛を発症するリスクが高まる可能性があります。
・トリガー(誘発)要因
特定の刺激やトリガー(引き金)によって引き起こされることがあります。
例えば、ストレス、十分な睡眠が取れていないこと、特定の食べ物や飲み物(例: チーズ、チョコレート、アルコール)、特定の匂いや環境刺激などが引き金となることがあります。
3.群発頭痛
特徴
- 片側に激しい頭痛が突然発生し、短期間の間隔で再発する
- 一般的に目の周囲や側頭部に痛みが生じる
- 病院で正確な診断が必要
原因
・神経系の問題
神経系の異常活動と関連していると考えられています。視床下部や脳幹の一部が刺激され、血管の拡張や炎症反応が引き起こされると出現するといわれています。
・血管の変化
片頭痛と同様、血管の異常な拡張や収縮が関与している可能性があります。これにより、頭痛やその他の症状が発生します。
・遺伝的要因
群発頭痛は家族性の傾向があり、遺伝的な要因が関与している可能性があります。遺伝子の変異や特定の遺伝子の影響が、群発頭痛の発症や症状の重症度に関連していると考えられています。
・トリガー(誘発)要因
特定のトリガー要因によって引き起こされることがあります。例えば、特定の食品や飲み物、アルコール、睡眠の変化、季節の変化などがトリガーとなることが報告されています
4.慢性頭痛
特徴
- 長期間(通常3か月以上)にわたって持続する頭痛
- 慢性片頭痛や慢性緊張型頭痛など長期化したもの
原因
・片頭痛や緊張型頭痛の慢性化
片頭痛や緊張型頭痛が繰り返し起こり、長期間にわたって持続することで、頭痛が慢性化することがあります。これは、頭痛の発作や症状が頻繁に現れることで生じる場合があります。
・頭部外傷
頭部への外傷や打撲、事故などが慢性頭痛の原因となることがあります。外傷によって脳や頭部組織に損傷が生じると、頭痛が慢性的になることがあります。
・薬物乱用性頭痛
長期間の頭痛の治療として鎮痛剤を頻繁に使用することで、頭痛が逆に慢性化することがあります。この状態を薬物乱用性頭痛と呼びます。
・神経系の疾患や病態
神経系の疾患や病態が慢性頭痛の原因となることがあります。例えば、脳腫瘍、脳血管障害、炎症性疾患、神経病変などが慢性頭痛の要因となることがあります。
・生活習慣の要因
睡眠不足、不規則な食事、ストレス、身体的な活動不足など、生活習慣の乱れが慢性頭痛のリスクを高めることがあります。
頭痛の対処方法
✓休息とリラックス
静かな環境で休む(刺激が少ない環境)か、仮眠でリラックスしましょう。
目を閉じてリラックス法や深呼吸を行うと、副交感神経が働き、頭痛の軽減に役立つことがあります。
✓温湿布や冷却パッドの使用
脈を打つような頭痛がある場合:冷却パッド
頭痛とともに肩こり・首こりで循環が悪い場合:お風呂で温める、温湿布
✓身体のストレッチや姿勢の改善
頭痛が緊張や筋肉の緊張に関連している場合、軽いストレッチや姿勢の改善で頭痛軽減が期待できます。
✓適切な水分摂取
脱水状態は頭痛を引き起こす可能性があるため、十分な水分摂取を心がけましょう。
✓薬物の使用
ロキソニンなどの痛み止めを使用することで頭痛を軽減します。※長期の使用は薬物性頭痛や依存を強くする可能性があるため注意が必要です。
薬だけに頼らず他の解決方法も合わせて減薬に努めていきましょう。
✓ストレス管理
ストレスは頭痛の引き金になります。ストレスを軽減するためには、リフレッシュや好きなことをするなど取り入れましょう。
群発頭痛や慢性頭痛に関してはこれらの方法で解決しない場合もあるため、病院でしっかり検査することをお勧めします。
まとめ
- 頭痛は片頭痛、緊張性頭痛、群発頭痛、慢性頭痛などにわかれる
- 片頭痛や群発頭痛は脈を打つような頭痛が特徴
- 緊張性頭痛は圧迫されるまたは締め付けられるような頭痛が特徴
- 脈を打つような頭痛は冷やす、頭皮や首・肩こりなどの循環が悪い場合は温めるといった対策をとる
- 対策をとっても頭痛が続く場合や頭痛以外でも症状がみられる方は病院受診へ
今回は頭痛についてお伝えしました。
頭痛でお悩みの方は、当院に一度ご相談ください。
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