【座り仕事で腰痛を抱えている方必見!】◯◯の筋膜をほぐして腰痛予防!筋膜整体士が解説】

こんにちは。にし予防整体院で筋膜整体士をしている西口幹大です。

今回は、座り仕事で腰痛を抱えている方におすすめの記事になります。

過去に腰痛の3タイプについて紹介した中で今回お伝えする腰痛は「蓄積タイプ」。

長時間座る姿勢をとり続けることで腰への負担が蓄積し腰痛を引き起こすタイプです

。自分がどの腰痛タイプか知りたい場合はこちらの記事をご参考にしてみてください。

当院のお客様の中で座り仕事で腰痛を抱えている方は数多くいます。

そして、このようなお悩みのお客様にはある共通点があります。

それは、骨盤、股関節の筋膜の動きが悪いということです。

常に骨盤と股関節が固定されることにより腰に負担がかかります。

今回は、骨盤と股関節の筋膜がかたくなる理由について、どこの筋膜を緩めれば腰痛が楽になるかをお伝えします。

是非ご参考にしてみてください。


目次

座る姿勢と筋膜

【座る姿勢の大きな特徴】

体幹、股関節を曲げる → 体幹、股関節を曲げる筋肉が縮まった状態 (写真①)

体幹、股関節を伸ばす筋肉 → 体幹、股関節を伸ばす筋肉が伸ばされた状態(写真②)

股関節をひろげる、股関節をひねる筋肉→股関節をひろげたり、ひねる筋肉が固定された状態(写真③)

長時間座り続けるということは①〜③の状態が続き筋膜の滑走が悪くなります。

さらに、筋膜の繋がりから腰の筋膜も引っ張られることで腰痛引き起こします。

このように筋膜が引き伸ばされたり、縮まったり、同じ筋肉を使い続けたことによる腰痛を筋・筋膜性腰痛といいます。

このほとんどの場合は、筋膜をゆるめることにより腰痛をケアすることができます。

この①〜③で動きの滑りの悪くなった骨盤・股関節周りの筋膜をゆるめるのが今回お伝えするケアのポイントになります。


ケアをはじめる前に

筋膜ケアをする際は、手、筋膜ローラー、ハイパーボルト(筋膜リリースガン)などで行います。

はじめは取り入れやすい手で行うのがおすすめです。筋膜ローラーは圧をかけるのが難しいため少し難易度が高いです。

もしハイパーボルトをお持ちの方は活用しましょう。

手でほぐす時は手の平の付け根で筋膜をほぐしていきます。

筋肉に圧迫を加えて滑らすように多方向に動かしていきます(下記の動画)。

この後、お伝えする筋膜をほぐす際は全て同じ方法で行いましょう。

筋膜をほぐすときのポイントは、「軽い圧を加える+滑らせる」ことです。是非お試しください!


筋膜がかたくなりやすい場所

骨盤と股関節周りの筋膜でかたくなりやすい場所は、大きく分けて前、横、後ろです。ざっくりした位置を覚えましょう。

◯で囲った部分が硬くなりやすい筋膜の場所です。先ほどお伝えしたように手でほぐしましょう。

手で届かない所やほぐしにくい場所は、筋膜ローラーやテニスボールを使用することをおすすめします。

ほぐした後に腰痛が強くなったり、ほぐした場所に痛みが残った場合は中止しましょう。


まとめ

長時間の座位は腰痛になりやすい

・座った姿勢は、骨盤・股関節の動きを悪くする。

・ホームケアをする際は、手の平の付け根で◯部分の筋膜をほぐす

・長時間座位の腰痛予防の基本は、「同じ姿勢をとらないよう小まめに動く」、「運動習慣を身につける」

今回お伝えした内容はあくまでもホームケアになります。

腰痛予防のためには、小まめに立って体を動かしたり、座り方を気をつけたり、日頃から運動することが必要です。

自宅でのケアをしたい方は、筋膜をほぐす場所を参考にしてみてください。

周りでお悩みの方がいたら教えてあげてくださいね。

その他、予防に関する記事も投稿していますので気になる方はご確認ください。