【お天気頭痛でお悩みの方必見】筋膜整体士が解説する耳のケア方法3選(解説写真付き)
こんにちは。にし予防整体院で筋膜整体士をしている西口幹大です。
最近の日本は異常気象による気候変動が多いことから人々の暮らしだけでなく身体にも大きな影響を及ぼしています。
夏なのに雨の日が続いたり、朝晩の寒暖差があったりと身体の対応しきれていないように感じます。
お客様のカウンセリングの中で良く聞かれるのは、雨が降る前や台風が近づいて来る前に頭が痛くなる「お天気頭痛」です。
この影響で仕事するのが辛いと感じたり、頭痛薬が手離せなくて悩んでいる方が多いのではないでしょうか?
今回はお天気頭痛でお悩みの方のためにご自身でできる3つのケア方法をお伝えします。
是非ご参考にしてみてください。
目次
お天気頭痛の原因?
お天気頭痛の原因は気圧の変動にあります。この気圧の変化を感じるセンサーが、耳の奥にある内耳と考えられています。
内耳が急激な気圧の低下や上昇を感じると、体を緊張させる「交感神経」と、体をリラックスさせる「副交感神経」からなる自律神経のバランスが崩れてしまいます。
交感神経が活発になりすぎると痛みの神経を刺激し頭痛や関節の痛みなどを引き起こします。
お天気頭痛の症状
気象の影響で起こる頭痛としては、まず片頭痛が挙げられます。ズキズキと脈打つように痛むのが特徴です。
人によっては両側に起こることもあります。中には、緊張型頭痛が現れる人もいます。
頭がぎゅーっと締めつけられるような痛みが特徴。ただ、この頭痛は血管が拡張して起こるものではなく、後頭部や首の後ろ側の筋肉が収縮することが原因。
同じ頭痛でも、気圧の変化によって血管に影響を受ける人、筋肉に影響を受ける人がいるということ。それぞれの自律神経の“バランスの乱れ方”が違うのです。
耳のケア方法3選
お天気頭痛の特徴は天気が崩れる前に起きやすいということです。
頭痛が起きる前にケアをするようにしましょう。日頃からの習慣化するとさらに頭痛の予防が期待できると思います。
記事を読みながら一緒に耳のケアをしてみましょう!!!
①マッサージケア
大きく分けて神門ゾーン、肩首ゾーン、頭ゾーンのマッサージを行いましょう。
神門ゾーン:自律神経が整う場所
肩首ゾーン:首から肩への血流がよくなる場所
頭ゾーン:脳への血流を促す場所
方法:神門ゾーン→肩首ゾーン→頭ゾーンの順にマッサージをします。マッサージの方法は、親指と人差し指の腹で耳をはさみ圧迫を加えながらこするイメージです。
ケア時間:痛みがやわらぎ、かたさがとれるまで
注意点:頭痛が悪化する場合はすぐに中止しましょう。
耳にはツボが沢山存在します。一つ一つのツボを的確に押さなくても全体をマッサージするだけでもある程度の効果は期待できます。
まずは、3つのゾーンを重点的にマッサージをしましょう。自分の耳がかたいか分からない時は、家族や友人の耳を触って比較する事をおすすめします。
②ひっぱりケア
方法:耳を全体をつかみ上下、外側にひっぱる
時間:上下、外側それぞれ5秒間×3セット
上に引っ張る時は耳の下側の部分が伸びているのを意識しましょう。
外側に引っ張る時は耳の内側(耳の穴)が伸びているのを意識しましょう。
下にひっぱる時は耳の上(側頭部)が伸びているのを意識しましょう。
注意点:頭痛が悪化した場合は中止しましょう。
③まわすケア
方法:耳全体をつかみ前、後ろに回す
回数:前に10回、後ろに10回
ポイント:耳をゆっくり大きく回しましょう。
注意点:頭痛が悪化した場合は中止しましょう。
今回の内容は、お天気頭痛に限らず日頃の頭痛・肩こりでお悩みの方にもおすすめのケア方法です。是非試してみてください。
まとめ
・耳のケアは天気が崩れる前に行うことで頭痛を予防することができる。
・お天気頭痛のケア方法は、「マッサージ」、「ひっぱる」、「まわす」
・マッサージケアは、神門→肩・首→頭3つのゾーンを意識して行う
・ひっぱりケアは、伸ばしている場所を意識してジワーッと伸ばす
・まわすケアは、大きくゆっくりと耳をまわす
今回は、お天気頭痛でお悩みの方のためにケア方法3選をご紹介させていただきました。
お悩みの方は試しに実践してみてください。頭痛が起きる度に薬を飲んでいる方は、薬の量を減らすきっかけにもなるかもしれませんね。
周りでお悩みの方がいたら教えてあげてくださいね。
その他、予防に関する記事も投稿していますので気になる方はご確認ください。