「腰痛でお悩みの方必見」腰痛の3タイプとそれぞれの対策について理学療法士が解説してみた。

2022年7月18日

こんにちは、にし予防整体院で筋膜整体士をしている西口です。今回は腰痛の3タイプとそれぞれの対策方法についてお伝えします。

人間の8割以上が人生で一度は経験したことあるであろう「腰痛」

その中でも、なぜ腰痛になったのか原因がわからない方や原因がわかってもどのような対策をすればいいか分からない方が多いのではないでしょうか?

今回は、はじめに腰痛の3つのタイプをご紹介し、その後日常でできる簡単な対策方法についてお伝えします。

「腰痛でお悩みの方」、「腰痛が出ないか不安を抱えている方」は、自分がどのタイプの腰痛に当てはまりどんな対策が必要かを知る機会にしていただければ幸いです。

目次

①ぎっくり腰タイプ

病院では急性腰痛と診断されるタイプです。一般的にはぎっくり腰と言われています。

西口の経験上、このタイプの方は体型的に肥満の方、痩せすぎの方に多い印象があります。因果関係はありませんが当てはまる方が多いと思います。

◼︎原因

・重たい物をもつ、お子さんを抱っこする

・急に腰をひねる

・朝ベッドから起き上がる時

など

◼︎対策

・運動前のストレッチ(体操)

全身のストレッチを行うのが効果的です。ラジオ体操は全身をくまなくストレッチできるのでオススメです。

・運動習慣を身につける

まずは1週間に1回何かしらの運動を行いましょう。オススメは、手軽に始めることができるウォーキング、ランニング、軽登山です。

②蓄積タイプ

日々同じ姿勢をとり続けることで腰への負担が蓄積し腰痛が出てくるタイプです。このタイプの方は、デスクワーク、接客業、工場勤務、運送業の方に多い印象があります。

◼︎原因

・座り続ける

・立ち続ける

◼︎対策

・1時間に1回は姿勢をかえる

例:座り続けている人は、1時間に1回立つ

例:立ち続けている人は、1時間に1回座る など

・仕事途中に小まめな運動を運動

③反復タイプ

運動反復タイプとは、同じ動きを繰り返し行うことで発症する腰痛のことをいいます。例をいくつかご紹介します。

農業:しゃがみこみと立ち上がりの反復、腰を曲げた状態で作業、同じ方向に体をひねる動き

美容師:同じ指でハサミを動かし逆の手は髪を持つ動き

接客業:1日ハイヒールで立ち仕事   など

◼︎原因

・同じ筋肉の使いすぎ

・同じ場所の関節への負担

◼︎対策

・全身をバランス良く動かす

右手ばかりを使っているのであれば左手を使う、下半身の筋肉ばかりを使っているのであれば上半身の筋肉を使う

体を右方向にひねる動きを続けている方は左方向にひねる   など

・休息

使いすぎの筋肉や関節への負担を減らすために時に休息をしましょう。

・セルフエクササイズ

ストレッチ、筋トレ、マッサージをして酷使している体をご自身でケアしましょう。

蓄積タイプ、運動反復タイプの腰痛は当院の得意分野の一つです。ご自宅で出来るケア方法もお伝えしています。

④まとめ

 

・腰痛は「ぎっくり腰タイプ」、「蓄積タイプ」、「反復タイプ」の3つにわかれる。

 

・ぎっくり腰タイプ

運動前のストレッチと運動習慣を身につけましょう。

 

・蓄積タイプ

同じ姿勢を1時間以上とならないように小まめに姿勢を変えたり、合間に運動を取り入れましょう。

 

・運動反復タイプ

全身をバランスよく使い、時に体を休めるようにしましょう。

あなたはどの腰痛タイプでしたでしょうか?腰痛を抱えている方はぜひ参考にしてみてください。